映画『スター・ウォーズ』シリーズは、第9作『スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー』の公開後、しばらく公開予定はない。だが、ディズニーの動画サービス「Disney+」向けに、実写版のオリジナル・テレビシリーズが2本企画されて 制作サイドには、最初から全3話という発想でなく、1本の独立した映画を仕上げ、それが結果として3本仕立てになっている…という本来あるべき映画三部作の作りを重視してほしかったと思います。, 本作は制作サイドや出演者から批判が漏れるほど、懐疑的な内容で進められてしまっていました。 まあ終わりよければすべてよしと言いますか、うまくまとめた映画ですが納得はしていません。JJは器用貧乏ではあるものの売れ筋抑えるのは上手い監督ですから、当たり障りのない誰もが一応観られる形に収めたのは手腕かと思います。仕事人としては優秀だと感心しました。(個人的に作風は嫌いだけど、JJの腕が間違いないのは事実です。) そもそもスターウォーズとは、ジョージ・ルーカスの等身大を冒険活劇や西部劇で包んだような映画です。 スターウォーズサーガの中に含めるのはどうかと思う完成度であり、これはディズニー版サーガ。スターウォーズはルーカス作品であり、EP1~6で充分であると思いました。 }); HOME紹介エンタメ「マンダロリアン」は、新三部作の失敗からうまれた、現代のスター・ウォーズの傑作だ。, Nikeの広告で有名な広告会社ワイデン+ケネディのポートランド本社には、“Fail Harder.”(どんどん失敗しよう)という巨大な看板が掲げられている。, ビジネスの世界では、誰もが失敗の大切さを力説する。失敗を恐れるな。失敗があるから成功がある。失敗の先にイノベーションがある。さぁ、失敗しよう。勇気を出そう。挑戦者になろう。, 失敗があるから成功があり、イノベーションがある。確かにその通りだ。何の間違いもない。あなたも、私も、どんどん失敗するべきなのだ。, ……しかし、現実問題として、世間は失敗に冷淡だ。失敗した者は非難され、嘲笑され、忘れ去られる。成功者に向けられる賞賛やリスペクトを手にすることは決してない。, 社会人としてキャリアを重ねれば重ねるほど骨身に染みるから、誰もが失敗を避けるようになる。大成功はしないけど、大失敗もしない。そんな安全な道を進み始める。失敗を恐れるなと威勢よく呼びかける成功者を、横目で見ながら。, しかし、そんな僕でも、久しぶりに「失敗してもいい。やりたいことをやってやろう」と思わせてくれた作品がある。スター・ウォーズ初の実写ドラマシリーズ「マンダロリアン」だ。※以降、完全ネタバレ仕様です。, マンダロリアンとは、惑星マンダロアを中心として活動する戦士集団の名前だ。様々な兵器を内蔵したアーマーに身を包み、人前では決してマスクを脱がない。惑星マンダロア出身者が大半を占めるが、民族ではない。彼らの教義を信じるものであれば、誰もがマンダロリアンになれる。現にドラマの主人公・通称マンドーも、マンダロリアンに救出された戦災孤児であり、マンダロア出身ではない。, マンドーの姿を見て誰もが思い出すのが、ボバ・フェットだろう。「エピソード5/帝国の逆襲」と「エピソード6/ジェダイの帰還」に登場した人気キャラクターだ。しかし、現在の公式設定では、ボバ・フェットはマンダロリアンではない。マンダロリアンのアーマーをどこかで手に入れて着用している賞金稼ぎ、ということになっている。ボバ・フェットやジャンゴ・フェットについてはスピンオフで膨大な物語がつくられており、彼らをマンダロリアンとして描いたものもあった。しかし、ディズニーはルーカスフィルムを買収した際、それらを漫画太郎先生ばりに「無かったこと」にしてしまったのだ。ややこしい経緯は別として、「マンダロリアン」がボバ・フェットの人気を起点に企画されたことは間違いない。, しかし、いくら人気キャラといっても、熱心なファン以外でボバ・フェットを知っている人は少ないのではないだろうか。C-3POやR2-D2に比べると、ハッキリと格は落ちる。実際、カッコいい見た目とは裏腹に、劇中ではビックリするほど活躍しない。背中のジェットパックの誤作動で転落し、サルラックという巨大なクリーチャーに丸呑みされるという、トホホな最期を遂げている。(正確にはその後も色々あって、それはドラマ本編にも関係してくるのだけど、本稿では割愛します)小説やコミックならともかく、ディズニー+の目玉コンテンツにボバ・フェット似の主人公を据えたのは、大胆な決断と言っていい。, 地味なのは主人公だけではない。ベイビーヨーダを除けば(かわいすぎてつらい)、「マンダロリアン」には華やかな人気キャラは一切登場しない。クイールは「エピソード5/帝国の逆襲」にちょっとだけ登場した種族アグノートのキャラクターだ。IG-11は、やはり 「エピソード5/帝国の逆襲」にチラッと顔を見せた賞金稼ぎドロイドIG-88と同系だ。言葉は悪いが、日陰者達のドラマなのだ。, そして、その日陰者達が……実にイキイキと魅力的に描かれているのだ。クイールには元奴隷で、長い年月をかけて貯めたお金で自分を買い受けたという背景がある。 苦労して手に入れた自由、自分のことだけを考えて生きてもいいはずだ。しかし、クイールは縁もゆかりも無いマンドーへの協力を惜しまない。そして、何の見返りも求めずベイビーヨーダを守るために奔走し、命を落とす。クイールのためにマンドーがささやかな墓標をつくるところは、シーズン1でもっとも涙を誘うシーンだろう。小柄で豚のような顔をしたルックスは、お世辞にもカッコいいとは言えないが、間違いなくヒーローだ。 auto: true, 今のハリウッドの主流はいつ終わるかもわからないマーベルヒーロー物であり、TVドラマです。小出しな内容を長期にわたって連載するような作風が受ける時代。スターウォーズはその流れに乗れていなかったなぁと思いました。, そして何度も言いますが、やはりスターウォーズはジョージ・ルーカス以外には作れません。, 続三部作はまぎれもなく失敗作です。駄作です。黒歴史です。 HOME 紹介 エンタメ 「マンダロリアン」は、新三部作の失敗からうまれた、現代のスター・ウォーズの傑作だ。 2020.12.04 こちらも派手にドンパチはやったけど、話としてはあまり進んでいないし、結局EP7同様に内容の薄い作品。EP7とEP8の内容をまとめて作っちゃえばよかったんですが…。 続三部作は恐らくもう見ることはない作品であると思います。 彼は帝国を倒した英雄の一人であり名勝です。というか超英雄です。現実の歴史に例えるなら、武田信玄に仕えた山本勘助のように、新選組の土方歳三のように故に散り際はドラマチックで壮大でなければいけません。 シナリオの進行も雑、ヒーローの扱い方にも禁忌を犯していましたが、凝り固まった世界観をぶち壊そうとした勇気は褒めたいと思う。多分ディズニーとしてはそうしたかったんでしょう。最初からそうしてればよかったんですけど、なら時代設定か舞台変えればいいのにと思ってしまった。 逆に言えば、戦争映画やギャング映画のように、簡単に死が訪れ消耗されていく乾いた描き方は大河的ではなく、スターウォーズのルールとしておかしいのです。, しかし、続三部作は違いました。嘗ての英雄の死は雑に…オブラートに包むなら冷徹に描かれました。 …そんなことを思うただのSWオタクの戯言と思って聞いていただければ幸いです。, 予め言っておきますが、私はディズニー映画もJ.J.エイブラムス監督も嫌いなので、そもそも最初からこの映画全体が肌に合いませんでした。 とりあえずナンバリングにしておけば売れるだろう…という魂胆が見え見えな中でやっても、心をわしづかみにすることは難しかったのではないでしょうか。, それよりも、「今更!?」という感じが強く、時期を完全に取りこぼしたような気もしています。これがEP3の後、クローンウォーズがTV放送されてた時期だったらまだ盛り上がったでしょう。 それが西洋人だけでなくアジア人にもファンを生み出した理由の1つだと思っています。 speed: 500, これら名作は全て監督自身の姿を投影した作品であり、その時の思いをフィクションに包んで伝えているだけなのです。いわば監督の血そのものなのです。, よって、監督の手を離れた続三部作にはその血が流れておらず、それがどうしても何か違う別のモノに見えてしまう理由になっているのだと思います。, ルーカスのもう1つの側面に、東洋思想の影響があります。 }); フィンはもっとひどく、元ストームトルーパーという設定をほとんど活かすことなく、凡庸な脇役として終わってしまう。演じたジョン・ボイエガは、こう語っている。, 「ただ、ディズニーに言いたいのは、黒人のキャラクターを登場させて実際の役割よりも重要そうに宣伝してから、最終的には脇に押しやるような真似はしないでほしいってことだ。そんなのおかしい。はっきり言わせてもらうけど……。みんな、ほかの役者はどう扱えばいいかわかっている。でも、俺やケリー・マリー・トランになるとね、わかるだろ」 そもそもスターウォーズの1作目がヒットした理由の1つに、ベトナム戦争の疲弊っぷりと、憂鬱なニューシネマで溢れかえっていた市場状況がありました。それによって泥臭く真っすぐな青春を冒険活劇とウェスタンで包んだスターウォーズはヒットしたわけです。 大人になってもフィギュアを飾り続けたくなる魅力のあるキャラクターはあまりいませんでした。 新三部作はいよいよエピソード9の製作に入ろうとしています。新三部作の完結編となるエピソード9では、「光と闇」の物語はどうエンディングを向かえるか?今回は、カイロ・レンによって倒された最高指導者スノークについて残された謎から読み解こうと思います。 結果として、ルーカスの作品にはどこか東洋的な価値観が混ざっている不思議な作風となっているのです。 香港映画の傑作にして、ガンアクション映画の歴史上、最も激しく熱い名作。警官と犯罪者という2つに分かれてしまった兄弟、漢の友情、裏切り――黒社会というマフィアの世界をバイオレンス且つドラマティック、そして豪快に派手にクールに!20世紀最高のガンアクション... 【ブレードランナー2049】繰り返し見るほどつまらなく感じる!?「ネタバレ全開!辛口レビュー」, スターウォーズ:エピソード8のストーリーを予想してみた!【スター・ウォーズ/最後のジェダイ】. ヤケクソと皮肉交じりにEP8の感想を書いたら大炎上。真に受けてすごい剣幕でコメントを真剣に描いてくれた方にはホントごめんなさい。 旧作では、各エピソード単体でそれぞれ完結しており、1つの作品になっていましたが、続三部作では3本合わせてギリギリ追い付けるか追いつけないかぐらいの中身でしかありませんでした。 そして「スターウォーズ」では、映画界という宇宙で思いっきり力を発揮したいと願う監督が、映画界に潜む闇や権力と戦って富と自由を勝ち取るまでをSF仕立てで比喩表現した作品です。このSWを作るにあたって、実際に監督は数々の困難や権力の妨害に合い、現実のダークサイドと戦っています。しかし、そんな監督は新三部作になると徹底してジェダイの腐敗を描きます。それは、監督自身がルーカスフィルムやスカイウォーカーサウンドなどの会社(謂わばルーカス帝国)や、莫大な富と名声を手に入れたために、かつて倒すべき相手に自分自身が近づいてしまった為に、自ら(ジェダイオーダー)を腐敗したモノとして描くに至った経緯があります。故に新三部作は監督自身を戒める内容になっているのです。 「アメリカン・グラフィティ」では、ベトナム戦争が始まる前の、無垢なアメリカを監督自身が懐かしんでいるかのような映画です。その後のベトナム戦争がどれだけ国を歪ませ、人々の心を蝕んだのかわかる映画となっています。 誕生から42年目を迎えた『スター・ウォーズ(以下、SW)』は、さまざまなスピンオフ作品やキャラクターフィギュアなどのグッズへも展開する広大な作品世界を有するが、その中心にあるのは3つの三部作である。1977年から1983年にかけて公開された旧三部作(オリジナル・トリロジー)では、銀河帝国による圧政に苦しむ架空の宇宙を舞台に、辺境の惑星に住む平凡な少年ルーク・スカイウォーカーが秘めた才能を開花させ、仲間たちとともに宇宙に平和をもたらすまでが描かれる。その前日譚として199… 続三部作の3作品が出そろったところで、続三部作の総評を書いていきたいと思います。 各エピソード毎の感想はそれぞれありますので、初めによろしければそちらもご覧ください。 私の素直な意見としては…「続三部作はなかったことにしろ!」「正史から外せ!」です。 続三部作は恐らくもう見ることはない作品であると思います。 …そんなことを思うただのSWオタクの戯言と思って聞いていただければ幸いです。 予め言っておきますが、私はディズニー映画もJ.J.エイブラムス監督も嫌いなので、そも … 1: 名無しキャット 2015/11/16(月) 12:30:53.766 ID:bwoqN6ln0.net 新三部作?あぁ、あのウンコね スター・ウォーズとは『スター・ウォーズ』(STAR WARS)シリーズは、ジョ 情報源:ディズニーの広報と最高経営責任者(CEO) 信憑性:確定済みの事実。 実際のところ:ディズニーの最高権力者ボブ・アイガーが、「『スター・ウォーズ』シリーズはしばらく休止する」と宣言してから1カ月も経たないうちに、ディズニーが今後数年間の制作予定を公表した。おかげで「しばらく」というのが、どのくらいの期間を意味するのか明らかになっている。 まず、2022年12月16日に次なる三部作の1作目が公開される。2作目は2024年12月20日、3作目は2026年12月18日にそれぞれリリース … 三部作の方向性について「唯一のゴールは、子供として『スター・ウォーズ』により、どう感じさせられたかを考えることだ」と語った 。 2018年2月3日、ルーカスフィルムはジョンソンの三部作とは異なる新シリーズを製作することを発表した。 特にキャラクター1人1人のバックボーンが弱すぎて、前6作とクローンウォーズに匹敵するパワーがなかったのが大きな要因と思います。 $(function() { EP1と2では時代が約10年程飛んでいますし、それぞれの見せ場となる戦を取り上げて描いています。 しかも鼻に付くようなポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)。”アジア人にリスペクトもなんもしてないけど、文句言われるのが嫌だからとりあえずアジア人出しましたよ”的な制作人の思想が透けてみてえうんざり。私がアジア人だから言えるのかもしれませんが、白人社会であるアメリカに端からそんな事望んでいないよって話。 映画『スター・ウォーズ』シリーズを手掛けたジョージ・ルーカス監督が、新三部作エピソード1となる『ファントム・メナス』に9歳のアナキン・スカイウォーカーを登場させると伝えた際、配給元の20世紀フォックスから猛反対されたことを明かした。 スター・ウォーズ新三部作のスケジュールが公開されました。 ディズニーが2019年以降の映画公開スケジュールを発表しました。 大作映画は既に2027年まで公開予定が決められていて、スター・ウォーズの新三部作は2022年から2年おきに公開される(予定)とのことです。 スターウォーズ全9エピソードのうち、旧三部作と新三部作の6エピソードは、5月に公開された。 しかし、続三部作(シークエル・トリロジー)であるエピソード7・8・9は、クリスマス直前公開なのだ。 その最もたる証拠が”アクバー提督”の死です。 例えばジェダイ、フォース、心技体、忠義、我慢などは東洋の仏教的思想で、己を鍛えることが強さであるとしています。 しかも結末や重要な部分は丸投げ。この先物語の軸となっていく人物が散りばめられなかったので、3部作まとめてみた時の印象が非常に弱く感じます。主人公以外の脇役の設定を固めなかったので、レイの何がありそうなバックグラウンドが引き立たなかったように思えます。それら設定の薄さもあって内容の薄い作品でした。 さて、『エピソード9/スカイウォーカーの夜明け』が今年12月20日に公開となります。ミレニアム・パダワン号ではこれを記念して、公開へ期待膨らませる人へ向けた特集<「夜明け」の待ち人>シリーズをお贈りします。第一弾となる今回は、「改めて三部作 この時点で既にキャラクターのバックボーンの弱さ、中身の薄さに気づいてしまい、客席で完全に終わったと悟ったことを覚えています。 mode: 'fade' 【スターウォーズ】ジョージ・ルーカス版続三部作はどのような内容だったのか?アレについて深掘りされるはずだった - Duration: 3:46. その証拠に、EP4のデブッちょなパイロットや、EP6で敵艦に特攻したパイロット、新三部作で散っていったジェダイの騎士たち…他全ての散り際はそういったルールで描かれています。(これを念頭に全エピソードを見ると、実に大河ドラマ的になっているかが分かると思います) 続三部作が全て公開されたので、全体を通して総評を書いていこうかと思います。結論から言うと、続三部作はつまらないし、大失敗作だと思います。なぜ失敗したのかを全体の感想を交えつつ語っていこうかと思います。, 続三部作の3作品が出そろったところで、続三部作の総評を書いていきたいと思います。 2017年公開のスターウォーズ最新作、スターウォーズ/最後のジェダイ。突如フォースに覚醒した謎多き主人公レイと、スカイウォーカーの血を引くカイロ・レンとの行方、マスターとなったルークが何故隠居生活を送っているかなど…エピソード7で謎に包まれた部分に踏み込... 最新作「スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」が公開されました。完結編に当たるEP9は確かに大失敗はしませんでしたが退屈な映画になってしまいました。そんな感想を抱いたので、今回はネタバレありきでレビューをしていきたいと思います。, 現在公開中の映画、ブレードランナー2049について感想や考察を書いていきます。尚、公開中につきネタバレ注意です。. ハリウッド映画は製作総指揮の方が立場が上であり、そこにJJがいるということは結局は体制に変化がないという事。終わった…。 pause: 4000, しかもSW全6作はインディーズ映画です。ハリウッドのシステムから脱却してルーカスが作ったインデペンデントな作品。故に企画者ルーカスの熱量が、制作陣全員に伝わっていたような気がします。, 続三部作全体に言えることですが、やはり脚本やプロットが雑です。 このコラムについてみんなで語り合えるオンラインコミュニティ「街クリ映画部」会員募集中です。また、コラムの新着情報をオリジナルの編集後記とともにLINE@で無料配信中です。こちらから「友だち追加」をお願い致します。, 「マンダロリアン」は、新三部作の失敗からうまれた、現代のスター・ウォーズの傑作だ。, 出典:WIRED「スター・ウォーズ」の世界にも人種差別が存在する:ジョン・ボイエガによる衝撃発言の真意, ■「ジョジョ・ラビット」は喜劇であり少年の成長譚であり「このドイツの片隅に」でもあ文字数. 性格や内面、背景が二転三転してしまうキャラ造形では、到底芯から感動できるストーリーは生まれないでしょう。, また、ロードマップ作りも雑です。結局3作を通して何が伝えたかったのか、よくわからない作品になってしまいました。まるで外注で作ったDLC(ダウンロードコンテンツ)みたいな出来です。 前6作は派生作品を沢山作ってもお釣りが出るぐらいのバックボーンがあるからこそ、面白いのです。全てのキャラクターを1冊の小説にできる膨大な設定量があるからこそ、スターウォーズは世界中の人々を今尚引き付けるのだと思っています。実はあのパイロットはこういう名前で、こういった経歴や家族がいて、実はあの作戦にも参加していて……というオタク大好きな会話、続三部作では到底できないのです。 全体像作りが見切り発車過ぎたあまり、ライアン・ジョンソン監督にヘイトが向いてしまいましたが、私はそもそも全体からおかしいと思っています。全て最初から崩壊していた…まるで腐りきったジェダイオーダーの様な体制で作られた作品が続三部作であり、結局SW共和国は崩壊してしまいました。, 設定も雑です。喫茶店で朝から晩までぶっ通しで語るようなバックボーンはありません。 先月、スター・ウォーズの新三部作の完結編のスカイウォーカーの夜明けで、1つのシリーズが終わりました。 評価は満点は付けたものの、3部作評価は最悪と言ってい… 失敗と言われる続三部作ですが、腐っても『スターウォーズ』なだけあって、面白いのは間違いないです。 それだけファンがいることも愛されている証拠ですね。 『スターウォーズ』が完結した今、イッキ見したい人もいるでしょう。 結果として映画の持つ熱量が前6作に全く届かず、退屈な作品になってしまったと思います。 蓋を開ければ案の定いつものJJ。癖のない当たり障りのない退屈な作風で、いわば過去作の劣化リブート。 出典:WIRED「スター・ウォーズ」の世界にも人種差別が存在する:ジョン・ボイエガによる衝撃発言の真意, あらためて新三部作を振り返って思うのは、ジェダイとシスの対決というスター・ウォーズの根幹を成す設定が、かえって呪縛になってしまっていることだ。「フォースの覚醒」は行方不明のルークを探す物語だっただけに、ジェダイを描くことなく、新しい要素に時間を割くことが出来た。「最後のジェダイ」は、ジェダイの限界を描くというチャレンジに取り組んでいたけど、消化不良に終わってしまった。結果、「スカイウォーカーの夜明け」ではいつものスター・ウォーズに先祖帰りしてしまったのだ。「レイ」が「スカイウォーカー」と名乗るラストが、全てを象徴していると思う。, 新三部作以降のスター・ウォーズでもっとも高く評価されたのは、「ローグ・ワン」だろう。スピンオフ作なのでジェダイとシスを描く必要が無かったことが、成功の一因だと思う。名もなき主人公たち、ドロイドの自己犠牲など、「ローグ・ワン」には「マンダロリアン」を構成する要素の多くが登場する。原型と言っていい作品だ。, おそらく、ジェダイとシスの物語はやり尽くされていて発展しようがないのだと思う。パルパティーンの復活という、どう考えても無理筋な設定を持ち出さなければ話を続けられなかったことからも、それは明らかだ。, しかし、こうしたことが分かったのは、新三部作をつくったからなのだ。「マンダロリアン」と比べて新三部作を腐す意見をよく目にするが、あまり感心しない。むしろ失敗から学んだディズニーを評価するべきだろう。, 映像やストーリーだけではなく制作体制にも、新三部作の反省が活かされている。監督に女性と黒人を起用しているのだ。, 新三部作は主人公を女性と黒人にしたものの、監督は2人とも白人男性だった。もちろん、JJエイブラムスとライアン・ジョンソンは優れた監督で、差別思想とも無縁だろう。しかし、「ブラックパンサー」を黒人が、「ワンダーウーマン」を女性がそれぞれ監督して大成功に導いていることを考えると、やはり物足りない。, 「マンダロリアン」は、おなじみジョン・ファブローと、エピソード毎に異なる監督を起用する体制で制作されている。, シーズン1第4話、シーズン2第3話を監督したのは、ブライス・ダラス・ハワード。「ジュラシック・ワールド」シリーズで活躍する女優としても有名だ。「マンダロリアン」以前にも監督としてドキュメンタリーや短編映画、テレビ映画を手がけている。父親は同じく監督のロン・ハワードで、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」を手がけている。父娘でスター・ウォーズを監督するとは、ファンにとっては夢のような話だ。, シーズン1第3話、第7話を手がけたのはカナダ出身のデボラ・チョウ。両親はオーストラリアからの移民で、父親は中国人という多文化のバックグラウンドを持つ。「マンダロリアン」以前は2本の短編と2本の長編映画を制作。その後、テレビドラマに活躍の場を移し、「ベター・コール・ソウル」「ミスター・ロボット」といった人気作を手がけている。, シーズン1第2話、第6話を監督(2020年12月2日時点)したリック・ファミュイワは、ナイジェリア系アメリカ人。African-American Film Critics Association (AAFCA)の最優秀脚本賞、Black Reel Awardsの監督賞などを受賞し、黒人映画/テレビドラマで実績を残している。銀河のならず者達が集まってくる第6話はシーズン1でも出色のおもしろさで、とても初めて監督したSFアクション作とは思えない。, シーズン1第3話、第5話、シーズン2第5話を手がけ、エグゼクティブ・プロデューサーも努めるのがディブ・フィローニ。アニメーション出身で、「マンダロリアン」がキャリア初の実写作品となる。他の監督達とは対照的に、ファローニとスター・ウォーズの関わり合いは長い。「スター・ウォーズ/ クローン・ウォーズ」「スター・ウォーズ 反乱者たち」など、数多くのアニメ作品を手がけている。, ジョン・ファブローとタイカ・ワイティティについては、過去、街クリで取り上げているので、良かったら読んでいただきたい。, ■「ライオン・キング」はライオンの皮を被ったターミネーターである。 ルーク、レイア、ハンソロ…元主役格の死も全て足りなかったと思います。何せ絶対的なヒーローですから。ヒーローの死は壮大でなければいけないのです。, やはりジョージ・ルーカスの偉大さを改めて再確認しました。スターウォーズとはルーカスなしで成立しないと。 最初から葬式モードで挑んだので相変わらずダメージは薄め…というか、意外とまとめてて驚いた。 続三部作では、スターウォーズの設定として盛り込まれた部分は受け継ぎましたが、監督の根っこにある思想までは受け継ぎませんでした。結果として、力で力を制するだけの作品に仕上がり、それがらしくないと感じる要素になっているのではないでしょうか。, あと、スターウォーズをやる時代でもなかったかなと思います。 しかし、新三部作では再びチュニジアでロケーションが行われた。チュニジアにはマトマタなど撮影に使われた建物が残っている所がある。また、r2-d2がジャワズに捕まった渓谷はスター・ウォーズ渓谷と … というか、ルーカスの映画は全て自身の持つ負の感情や、理想をスクリーンに投影している者が多く、年齢を重ねるごとにそれが変化してみえる作家でもあるのです。, 例えば、処女作「THX-1138」では、閉鎖的な世界から如何に脱するか…という監督自身が世に出たいと思う鬱憤が溜まった映画です。 ストーリーとは、1人の人生を圧縮したもののことを言います。キャラクターの人生なくしてストーリーは成り立ちません。 というわけで、最初から諦めモードだったことが幸いし、ヤケクソ気味で映画館に向かったところ、無茶苦茶すぎて逆に楽しかった思い出。 しかし今、スターウォーズの様な体験はゲームで出来てしまう時代。ハリウッド映画はポジティブ・大味思考で、且つ同窓会的な続編商法の数々……目新しさはありません。 西洋的価値観であれば、相手を倒して強さを見せるのですが、東洋は自身の心こそが強さであるとしており、その証拠にジェダイの騎士は自らを鍛えることに一生をかけます。 前作と打って変わってポリコレ薄めなのはGOOD。但し、あれだけ派手にぶち壊したのにお決まりのパターンに持ってきたのはEP8完全否定で笑いました。作った意味……。 ルーカスは映画好きですが、日本の映画にも影響を受けており、黒澤明を尊敬しています。 全世界で盛り上がりを見せる「スター・ウォーズ」サーガの最終章「スカイウォーカーの夜明け」。 今回は、「スター・ウォーズ」新三部作をリードした2人の今後をクローズアップします。 このスターウォーズという物語は、恐らくこの世界の未来人が、子供たちに朗読して聞かせるような物語となったのでしょう。故にこれは時代劇・大河ドラマなのです。, 時代劇や大河では、昔起こった出来事をあたかも大げさかつドラマチックに描くことで、嘗ての偉人や先人の姿を伝える物語です。 そして打って変わって「レイダース/失われたアーク」「インディジョーンズシリーズ」では、冒険心は失わないが大人になったルーカスが更なる宝(次回作)を求めていく様を比喩しています。 最後に2015年から公開された続三部作についてご紹介します。 続三部作の正式なタイトルと公開年は次の通りです。 2012年にウォルト・ディズニー・カンパニーが『スター・ウォーズ』の版権を買収。 続三部作は、ディズニーによってつくられた新しい『スター・ウォーズ』シリーズです。 そして『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』によって、第1作『新たなる希望』から続く42年間の物語に遂に幕が下ろされます! まあ唯一楽しめたのはEP8ですが、半ばヤケクソな気持ちで見ていたのであまり褒められた楽しみ方ではありません。, 監督はJ.J.エイブラムス。もうこの時点で嫌な予感しかしていなかったです。 この映画ではEP7で丸投げした設定が最悪の形で現れ、キャラ崩壊のオンパレード。まあそもそも大事な1作目で中身決まってないんだからこうなるよね。しかも主人公の設定すら投げちゃった。EP7で収集付かなくなり制作サイドもヤケクソだったのかもしれませんが…。 確かに過去作のリスペクトはありましたが、それは表面的。原作者ルーカスが幼少期に影響を受けた黒澤作品などの時代劇。そこから得た東洋的思想は受け継がれませんでした。, 監督はライアン・ジョンソン。しかし製作総指揮にJJが携わっており、再びオワコンモード。 さて、『エピソード9/スカイウォーカーの夜明け』が今年12月20日に公開となります。 ミレニアム・パダワン号ではこれを記念して、公開へ期待膨らませる人へ向けた特集<「夜明け」の待ち人>シリーズをお贈りします。 第一弾となる今回は、「改めて三部作って何だろう? 何せ40年前の作品、新三部作にしても15年前ぐらいの作品です。今の時代に必要だったの?という時期の悪さもあったと思います。 2015年から、スピンオフを間にはさみながら、2年ごとのペースで製作・公開されてきた、『スター・ウォーズ』エピソード7、8、9。すなわち「続三部作(シークエル・トリロジー)」は、この度公開され … しかし、彼の死は一瞬でした。無慈悲に散っていっただけでした。この描写は明らかに大河のルールから逸脱した表現だと言えます。 $('#main_slider').bxSlider({ 私はスター・ウォーズが大好きな人間だ。もちろん第一作から劇場でリアルタイムで鑑賞し、その体験に胸を震わせてきた。スター・ウォーズがなければ、たぶん私の人生は幾何かは変わったものになっていただろう。1~6までのスター・ウォーズには少なくともそれだけの「力」があった。 最初に誤解ないように断っておきたいのですが、私はライアン・ジョンソン監督の生み出したスター・ウォーズの革新性はある点で大変面白いと思っています。これまでの単純な勧善懲悪でない新しいスター・ウォーズの方向性をよく作り上げたと思うし、その作家性はすごいと思っています。 この評価したい部分については、以下の記事にまとめましたが、この記事では、あくまでも素直に「一人のスター・ウォーズ・ファンと … 但し、私のSWぶち壊した怒りはEP7にぶつけられることになったので、逆に世間の皆さんがいうほどこのEP8に落胆しませんでした。しかしEP9が公開された今見ると「いらねーなコレ」と思います。これからディズニー路線で作り直すんだという破壊の決意を私は評価したのですが、やって見せたと思わせて、結局EP9でヒヨってしまったおかげで全てが無駄になりました。, 監督は再びJ.J.エイブラムス。(´Д`)=3 ■「ジョジョ・ラビット」は喜劇であり少年の成長譚であり「このドイツの片隅に」でもあ文字数, ディズニー+で配信中の「ディズニー・ギャラリー/スター・ウォーズ:マンダロリアン」では、メイキング映像や監督たちのトークを見ることが出来る。人種、年齢、性別など、すべてが異なる人々が、良いものをつくるという1点で力を合わせる。ドラマで語られるテーマが制作現場で実践されている様子は、実に感動的だ。, 世界中の神話や伝承、英雄譚をもとに創作されたこれまでのスター・ウォーズは、普遍的な「父殺し」の物語となっていた。アナキンとルーク、アナキンとオビワン、ベン・ソロとハン・ソロなど、スター・ウォーズの世界は数多くの「父殺し」がある。レイの物語まで、結局は父殺しになってしまったのは、先述の通りだ。, 「マンダロリアン」は父殺しの呪縛から自由になった、初めてのスター・ウォーズと言えるだろう。マンドーは父を殺すどころか、ザ・チャイルドことベイビー・ヨーダのお守りをしながら冒険の旅に出ることになる。, 戦士として育てられたマンドーには、当然、子育ての経験は無い。「赤ちゃんから絶対目を離さない」という基本中の基本すら守れず、何回もシャレにならないイタズラをされるマンドーの姿には、イライラさせられる。そして、だからこそ次第に親子としての絆を深める2人の姿に、ほっこりとした気持ちになるのだ。シーズン2第5話で、ベイビーヨーダを抱えて歩くマンドーが, 父殺しの物語から、父になる物語へ。銀河全体の平和を守るより、たった一人の子どもを守る方が、現代的なヒーロー像なのかもしれない。, スター・ウォーズは黒澤映画など日本文化の強い影響化にあるシリーズだが、「マンダロリアン」も例外ではない。先述の「ディズニー・ギャラリー/スター・ウォーズ:マンダロリアン」で、制作陣は参考にした作品として『子連れ狼』を挙げている。, 『子連れ狼』は世界的に評価が高い作品で、タランティーノにも影響を与えたことは有名だ。確かにマンドーとベイビーヨーダは、関係的にもルック的にも、拝一刀と大五郎の子連れ狼父子そのままだ。, 「うむ、川は海に注ぎて波となる。大きなうねりの波、小さなうねりの波、寄せてはかえし、くりかえし、くりかえして絶ゆることのない。人の生命もこの波と同じく、生まれては生きて、死んではまた生まれる。, ほどなく、父の五体はもの言わぬ屍となろう。だが生命は波に同じく絶ゆることはない。来世と言う岩頭に向いて、また生まれ変わるべくうねっていく。五体は死んでも父の生命は不滅なのだ。お前の生命も然り。我らの生命は絶ゆることなく不滅なのだ。, 皮破るるとも、血が噴くともうろたえるな。父の五体倒るるともひるむな。父の眼閉じらるるとも、その口開かるるともおそるるな。, 全身の毛穴から涙が出てきそうな名台詞だが、フォースに通じる思想を感じるのは、僕だけではないはずだ。, 『子連れ狼』は最終回、トラウマになるレベルの壮絶な結末を迎える。詳細は買うなりググるなりして調べてもらうとして……マンドーとベイビーヨーダの旅路がどんな結末を迎えるのかに注目したい。(正直、ここは『子連れ狼』の影響を受けないでほしい……2人が幸せになるのを見たいです), 子どもは失敗を繰り返しながら、少しづつ成長する。子どもを見守る大人も、失敗しながら、少しづつ親になっていく。, 意識の高いインフルエンサーが言うほど、失敗はカッコよくない。成長にも成功にもつながらない失敗のほうが多い。それでも僕たちは失敗しながら前進するしかない。, 毎週金曜、マンドー(迂闊な行動が凄く多い)とベイビーヨーダの旅を見るたびに、そう噛み締めている。, — 各エピソード毎の感想はそれぞれありますので、初めによろしければそちらもご覧ください。, 私の素直な意見としては…「続三部作はなかったことにしろ!」「正史から外せ!」です。 映画『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』(ローグワン)の感想&考察です。前半はネタバレなし、後半からネタバレありとなっています。 原題:Rogue One: A Star Wars Story製作国:アメリカ(2016年) 日本公開日:2016年12月16日監督:ギャレス・エドワーズ まあ良くも悪くも普通の映画の締めという、ハッピーエンドという感じ。流石はアルマゲドンの脚本を書いた方だ。 最初に各エピソードを順番に並べます。 エピソード順に並べたスターウォーズ・サーガです。 公開年度、エピソード、タイトル、監督の順になってます。 次に、三部作のくくり方のまとめがこちらです。 それでは個人ランキングに行きます。 $('#main_slider').addClass("view"); まずは結論から書くべきだろう。シリーズ全般のストーリー概略や登場するキャラクターたちの肉付けや運命をコントロールする存在が不在だ。言うまでもなく過去にはジョージ・ルーカスが担っていた役割である。 何もルーカス復帰を期待するものでもない。ディズニーに大金でスターウォーズの未来と自身の権利を売り飛ばしたのだ。今更、彼が何かを言ったり作品を自由にすることは難しいだろう。そしてまたルーカス自 … 今後、スターウォーズ史から消してほしい3本でした。一刻も早くレジェンズへの降格を求めたいです。(というかレジェンズの方が面白い。), ちなみに、続三部作が納得いかなかった方。EP3とEP4の中間を描いたゲーム「Star Wars: The Force Unleashed」、4000年前のシス大戦を描いたゲーム「Star Wars The Old Republic」、アニメ「クローンウォーズ」、非正史となった「レジェンズシリーズ」などもチェックしてみてください。。, 映画やアニメも見放題作品多数のオンデマンドサービス。毎月ポイントが付くので、有料作品も追加料金なしで見られて◎, 私も見終わったあと怒りがこみ上げ、ジョージルーカスが作った6作品まででこの三部作は無かった事に自ら封印しました。フォースは万能の魔法ではないのだからなんでもありのこの作品はないでしょう。, 2015年に公開されたスターウォーズシリーズのエピソード7にあたる作品。EP4~6という旧三部作の続編で、ルークらのその後が描かれる。今回はSW EP7の感想を書いていこうと思う。. 何も考えずに見れればよかったのですが、このEP7が出るまでがあまりにも長く、その間にWookieepediaや鉄人サイトなどでキャラクターや乗り物などのバックボーンを読み込み過ぎており、更にはレジェンズや派生作品の数々にも触れたことで、余計な比較対象が出来てしまったのもよくありませんでした。結果、退屈でした。 スターウォーズの三部作を公開するには、作り込みが全く足りませんでした。, ※ちなみに膨大なバックグラウンドに興味がある方は、「スターウォーズの鉄人」や「Wookieepedia」をご覧ください。, SWはSF映画ですが、劇中で語られていることは全て昔話です。 スターウォーズはそういう”大河のルール”で作られた作品であったはずでした。故に、スターウォーズに出てくる人物の散り際はドラマチックであり、壮大であり、全て意味のある事として描かれます。まるで信長や新選組の散り際が劇的に描かれているのと同じように――この世界に無駄死にはないのです。 本当は別の方がなる予定だったらしいのですが、EP8が酷評された影響もあって急遽変更になったようですね。 相変わらずですが、キャラクター描写の薄さは際立っていました。そのせいでストーリーがチープに見えてしまう。ルーカスの拘った描写には多少改善が見られましたが、やはりそもそも育ちも思想も違います。結局はただのディズニー映画でした。, エピソード全体を通して中身の薄さは目立ちました。 元々オタク気質なところがあるので、きっと侍について調べたのでしょう。 一方のIG-11も、胸が熱くなる活躍を見せてくれる。もともとはベイビーヨーダを殺して捕獲しようとしていた殺人ドロイド。しかし、クイールによって介護ドロイドに改造されたことで、命がけでベイビーヨーダを守るようになる。ザ・チャイルドを抱えながら帝国軍の残党相手に大立ち回りを演じる勇姿に、部屋でひとりで見ていて拍手をしてしまった。その後の尊い自己犠牲にも涙を禁じ得ない。両親を殺したドロイドへの憎しみで凝り固まっていたマンドーの心もほぐされていく。, 人は生まれでは決まらないし、いつでも変わることができる。クイールやIG-11は、そんなことを教えてくれる。, 世界観を盛り上げるためのクリーチャーでしかなったサンドピープルやジャワ族まで生きた人間(?)として描かれるのも素晴らしい。ジェダイやシスが表舞台で戦いを繰り広げる一方、銀河のあちこちで、名もなき人々のドラマがつむがれていた。そんな風に思うと胸が熱くなるのは、僕だけではないはずだ。, 「マンダロリアン」はスター・ウォーズの世界にこれまでにない広がりを与えている。ファンも大絶賛していて、否定的な声はほとんど聞こえてこない。新作が発表されるたびに賛否が分かれるシリーズにしては、非常に珍しい。, 影の当たらなかったキャラクターの抜擢。「人は生まれではない」という現代的なメッセージ。こうした新しいチャレンジを行ったのは、「マンダロリアン」が初めてではない。2015年「フォースの覚醒」から始まったスター・ウォーズ新三部作から始まっていたものだ。, 新三部作については、今年1月にアップした ”「スカイウォーカーの夜明け」を最後に僕はスター・ウォーズの話を止めようと思う”に書いている。まとめると「せっかく打ち出した現代的なテーマを、うまく掘り下げられなかったというのが、僕の評価だ。, レイとフィンという、女性と黒人のペアを主人公にしたのは、今でも英断だったと思っている。しかもゴージャスな美男美女ではなく、気さくなキャラクターだ。「レイ」「フィン」という非常にあっさりとしたネーミングにも、それは現れている。「ルーク・スカイウォーカー」と言う名前は、いかにも神話世界の英雄という響きがある。一方、レイやフィンは、友だちにいそうな感じだ。, 「なんだか地味で小粒だなぁ。これがスター・ウォーズの主人公で大丈夫なの?」最初に2人を見た時、そんな風に思ったのを、よく覚えさせる。しかし、この不安が良い意味で裏切られた。, 「フォースの覚醒」でのレイとフィンは物凄く魅力的だったと、新三部作が完結した今でも思う。レイは生い立ちや境遇など、ストレートな「女性版ルーク」として設定されていた。若く、何者でもない自分に悶々としながら、銀河を夢見る。そんな、これまで少年のものとされていた感情を、世界中の少女たちの胸に宿した功績は極めて大きい。(これだけでも新三部作は作った価値があった), 一方、元ストームトルーパーという出自を持つフィンは、全く新しいタイプのキャラクターだ。ファースト・オーダーは少年兵をストームトルーパーにしているという設定も衝撃的だった。これまでのストームトルーパーはクローンという設定の、都合のいいやられ方だった。どれだけ死んでも、お面をかぶったクローンだからさほど残酷な印象はない……というわけだ。巧い設定ではある。しかし、「フォースの覚醒」は、フィンのマスクにぺっとりと塗られたストームトルーパーの血を、しっかり観客に見せた。ストームトルーパーを生きた人間として描こうとする、制作陣の覚悟が伝わってきた。, しかし、こうしたチャレンジの数々は、2017年「最後のジェダイ」、2019年「スカイウォーカーの夜明け」をシリーズを進むうちに、どんどん尻すぼみになってしまう。, レイは「最後のジェダイ」で一般人の子どもとされたにも関わらず、「スカイウォーカーの夜明け」ではパルパティーンの孫だったことが明らかになる。何者でもない少女がジェダイになるという現代的な物語が、なるべくしてなったという古典的な物語に後退してしまったのだ。 基礎となる旧三部作、そして賛否両論ではあった新三部作ですが、好みはどうあれこのどちらもパワーは尋常じゃなく、主役・脇役に至るまでの熱量はすさまじく感じました。 主人公ルークはルーカス自身であり、ルーカスの等身大として作られたキャラクター。力はあるのに田舎で燻っているが、いつか大きな夢を叶えると信じる普遍的な夢追い青年なのです。
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