アスカ 気持ち悪い ss

彼女が無事なら、それでいい。 激突。同時に強烈な発光。 髪をなびかせ、遠くなっていく背中。 シンジ「がはっ!」, 9 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/17 20:40:37.56 0OjB7yPpP 4/178 答えが出ないのが結論なんだ。

そう、僕自身が言ったのだ。

彼女の前に展開するだけでいい。 シンジ「……」, 429 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 18:39:19.65 HJZ/HYunP 140/178 シンジ「まあ依り代が僕だったからね、多分に僕の願望が反映されてるとは思うけど」 彼女はずんずんと不良たちへと近づいていく。

シンジ「あー、だからコレが肉の林だよ」

しかし、動揺を表に出してはならない。

しかし。

不良B「おま、なにやって……?」, シンジ「僕は、君たちを拒絶する」 思わず、笑みをもらしてしまう。 カヲル「やれやれ、キミたちは……またこんなことをしているのかい?」, 13 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/17 20:44:41.38 0OjB7yPpP 6/178 シンジ「あ……」, 395 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 17:38:25.66 HJZ/HYunP 125/178 シンジ(……なんて、答えは最初から決まっているんだ), 105 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/17 23:16:23.39 0OjB7yPpP 58/178 アスカ「まあ予想は付いてたけど…雄は?」 僕は、たぶんきっと、そういう失敗を何度も繰り返した。

シンジ(……誰かに迷惑をかけないと、生きていけない), 201 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 00:36:09.76 7+rMShhJP 88/178

シンジ『アスカは、なにか願うの?』, 417 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 18:09:20.37 HJZ/HYunP 135/178 シンジ「そう」, 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 19:44:46.46 ID:cd4XToJA0, シンジ「気持ち悪い」 僕と彼女が会話していたのが、気に食わないらしい。, 53 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/17 21:49:19.39 0OjB7yPpP 33/178

アスカ「ふぅ」, 394 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 17:34:56.22 HJZ/HYunP 124/178

アスカ「なにブツブツ言ってんのよ、行くわよ」 シンジ(……) シンジ「―――アスカが、僕に優しくしてくれて……構ってくれるようにって」, 424 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 18:20:31.16 HJZ/HYunP 138/178

シンジ(綾波レイ), 66 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/17 22:11:42.50 0OjB7yPpP 41/178

シンジ(でも、僕自身が望んで), シンジ(だから、人との繋がりが生まれていったのかな) 彼女はひらりと身をかわし、その背中に蹴りをお見舞いする。

アスカ「失敗したわー…」 シンジ「……都合が良過ぎるよ」, アスカ「きっと、アンタがそれを否定するのは、他人が自分を認めるわけないって思っているから……自分を認められないから」, 438 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 18:54:16.29 HJZ/HYunP 143/178

不良A「女の子を逃がせるなんて、格好いいねぇ、碇君?」, 220 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 00:57:54.17 7+rMShhJP 96/178

人気のない場所。 アスカ『いつまで泣いてるの』, 403 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 17:52:08.72 HJZ/HYunP 128/178 これで、ミスは取り消せたはずだ。

シンジ「綾波、出航」

シンジ「……なに?」, 綾波「日誌のサイン、書いて」 シンジ「そうそう、向こうはどうなってるか見ておこうと思って」

綾波「食べていい?」, 482 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 19:48:45.99 HJZ/HYunP 161/178 シンジ「アスカに問題ね、海水の味は?」 アスカ「私が、優しくしたり、構ったりするのは……前の世界の私が願ったことなんじゃないの?」, 435 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 18:51:44.15 HJZ/HYunP 142/178

足音がした。 アスカ「これ以上誰かの願望を検証してると収集付かないわよ」 ユイ「レイは男の子にお弁当を作るために、料理の勉強してるから、手伝ってあげたくないんですって」, 532 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 20:28:05.40 HJZ/HYunP 176/178 待ち合わせの時間に遅れ、必死に走る。 僕はなにも答えない。

シンジ「でもこれ、崩れ方がすごいリアルでそっくりだよ」 不良A「は? ―――がはっ……!」 そして。

『……』

レ イ「沖へ出るのね」

『……』, 5 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/17 20:37:13.12 0OjB7yPpP 2/178 アスカ「呼んでないわよ、あーっもう!バカシンジが声掛けるから!」

シンジ(惣流・アスカ・ラングレー), シンジ(早く日本に馴染むため……だとか)

シンジ「……もっとも、そんなのは形式上の理由に過ぎないんだ」, 458 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 19:18:58.01 HJZ/HYunP 152/178 アスカ「シロアヤナミ…」

シンジ「そうだよね、塩味だよね、大卒でなくても常識だからドヤ顔しないでよ」 シンジ「ご飯出来たよ」, 祖母「……」

賑やかな場所に入るのをためらうのは、いつものことだ。

アスカ「LCL、飲み過ぎたのよ…」

シンジ(もう、誰とも関わらない), シンジ(そうやって、固く決心したつもりなのに)

カヲル「この前は、ごめん。あれは少し……やり過ぎだった」 これ以上遅れたら、怒らせてしまう。

翌日、学校の教室。 シンジ「大きさの話ね」 帰り道、またしても不良たちに連れ込まれ、暴行を受けた。

アスカ「ちょっとファースト、近いから離れてよ、気持ち悪い」 そうして、引き返せない場所まで歩いてきた。, この世界ではなにも求めないはずだったのに。

シンジ「ちょ、ちょっと待ってよ!」, シンジ「それは、その」

シンジ(僕は結局、人との繋がりを求めずにはいられない?), シンジ(僕は結局、一人ではいられない?) アスカ「緑…青…」

アスカ「気持ち悪い」シンジ「えっ」 - ハルヒssまとめサイト+α(1356172896) ハルヒssまとめサイト+αは2ちゃんねるのニュース速報(vip)板やss速報vipに立つssスレをまとめているサイトです。主に涼宮ハルヒシリーズのssをまとめています。 シンジ「あれも綾波が望んだんじゃないかな、『笑える自分でいたい』みたいなさ」 シンジ「確かに」

学校の帰り道、アスカと二人きり。 僕は、赤い海の世界を思いだす。

彼女は納得しない。 二人の視線が交わる。

慌てて否定する。 シンジ「……おはよう」, 37 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/17 21:20:31.22 0OjB7yPpP 23/178

シンジ「気付いてって、ずっと呼んでたの?」

シンジ「そもそも飲むものじゃないしね」

彼女は黙って聞いてくれていた。

シンジ(渚カヲル), シンジ(友人関係は広く、教師からの信望も厚い) 避けることなど叶わず、なすがまま、その蹴りを体に受ける。 シンジ『……』, アスカ『一時的にだけど、私たちは神に近い存在になる。作り変えた世界の存在に影響を与えることが出来るわ』, アスカ『一生神様でいることも可能よ。世界の人間は、私たちの言うことにずっと従いなさいって願えばいいんだもの』, 416 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 18:06:50.36 HJZ/HYunP 134/178 僕は願って。 レ イ「冗談よ。乗って」

彼女はどこか楽しそうだった。 シンジ『……アスカは』 アスカ『なに?』 シンジ『どうするんだよ、これから』 アスカ『さぁ、どうしようかしら』 シンジ『決まってないのかよ』 アスカ『私が決めてたらどうするの? その後ろをついて行こうとでも思った?』 シンジ『それは……』 アスカ『なんでも他人任せなのね、アンタって』 シンジ『……』 アスカ『そのせいで、こんな風になったっていうのに』 シンジ『……!』, シンジ『このっ!』 アスカ『……ちょっと、離しなさいよ』 シンジ『じゃあ、どうすればよかったっていうんだよ! 僕は……っ!!』 アスカ『知らないわよ。自分で考えろって言ってんの』 シンジ『ううう゛っ!!』 アスカ『離せ』 シンジ『……ぐそっ、うう、ううう゛ううう』 アスカ『……』 シンジ『ううう゛ううううう……!!』, アスカ『そろそろ落ち着いた? 泣き虫』 シンジ『……うるさいな』 アスカ『大丈夫みたいね。なら、行くわよ』 シンジ『行くって、どこへ?』 アスカ『どこかへ』 シンジ『なんだよ、それ』 アスカ『ここにいるよりマシでしょ』 シンジ『……』 僕らは歩いた。 どこまでも赤い海が追いかけてくる世界を。 当然、他の人はいない。 僕とアスカの二人だけ。 ……すごく、怖かった。, 二日ほど歩き続けて、発見したものがあった。 アスカ『見て』 シンジ『エヴァの残骸……?』 アスカ『ええ』 目視と共に、頭の中に莫大な情報が注ぎ込まれた。 不可解な感覚。 アスカも同じ感覚を味わったようで、僕らは顔を見合わせる。 アスカ『これ』 シンジ『うん、そうみたい』 アスカ『世界改変の鍵……』, アスカ『必要なものは、アダムとリリス』 シンジ『世界の鍵』 アスカ『生命の海』 シンジ『……』 アスカ『……』 シンジ『どうするの?』 アスカ『決まってるでしょ。もう一度、世界を作り直すのよ』 シンジ『でも』 アスカ『怖いの?』 シンジ『……』 アスカ『アンタがなんて言おうと、私はやるわよ』, シンジ『……』 アスカ『どうしても嫌なら、人と接触しないでいられるように願えば?』 シンジ『え?』 アスカ『一時的にだけど、私たちは神に近い存在になる。作り変えた世界の存在に影響を与えることが出来るわ』 シンジ『……』 アスカ『一生神様でいることも可能よ。世界の人間は、私たちの言うことにずっと従いなさいって願えばいいんだもの』 シンジ『そんなこと、しないよ』 アスカ『そりゃそうね。そんな世界はまっぴらごめん』 シンジ『……』, シンジ『アスカは、なにか願うの?』 アスカ『……』 シンジ『アスカ?』 アスカ『ママと一緒に、普通に暮らしたいって……それだけ』 シンジ『そっか』 アスカ『シンジは?』 シンジ『僕は』 そして、思いつく。 自分の理想の世界。, アスカ『なに?』 シンジ『僕も、アスカと同じようなものだよ』 アスカ『あっそ、アンタってファザコンだもんね』 シンジ『……』 アスカ『どうする? 今すぐ始める?』 シンジ『うん』 アスカ『そう、じゃあ』 アスカ『始めるわよ―――』, カウントは30秒だった。 しかし、僕はアスカより早く、世界の改変を開始した。 その結果出来たのが、この世界。 僕の望む通りに作り上げられた世界。 願ったのは、二つ。 僕に罰を与えること。 みんなが幸せに暮らせること。 改変は概ね上手くいった。 皆は幸せに暮らしている。僕に罰は与えられている。 シンジ「……求めなければ、全てうまくいったはずだった」 唯一の失敗があった。, アスカ「失敗って、なによ?」 シンジ「……自分のことは自分では分からないって、さっき言っただろ?」 アスカ「それがどうかした?」 シンジ「僕にはそんなつもりなかった。でも、無意識のうちに願ってしまったんだ」 アスカ「だから、なにを?」 シンジ「―――アスカが、僕に優しくしてくれて……構ってくれるようにって」 アスカ「……!」, シンジ「惣流さんはイライラするって言った」 シンジ「それはたぶん、自分の意志では、僕に干渉するつもりがなかったから」 シンジ「でも、僕の願いの影響で、関わらずにはいられない」 シンジ「心の反発が、不快感を現していたんだ」 シンジ「……」 シンジ「惣流さんが優しくしてくれるのだって」 シンジ「惣流さんの意思ではなくて」 シンジ「僕が望んだから」 シンジ「神様になりかけた僕の、ワガママが……」 シンジ「最低だ。本当に」 シンジ「……」, シンジ「ごめんなさい……ごめんなさい」 アスカ「……」 謝罪を繰り返す。 許してもらえるとは思っていない。 シンジ「……」 アスカ「なるほどね」 シンジ「……」 アスカ「だから、私は私じゃない、か」, しばらくして、彼女は口を開く。 アスカ「イライラしてた理由。納得がいったわ」 シンジ「ごめん」 アスカ「とりあえず謝るのやめなさいよ。こっちはスッキリしてるんだから」 シンジ「……ごめん」 アスカ「はぁ……。まぁそれはともかく、気になることがあって」 シンジ「……」 アスカ「アンタがいう世界改変、本当に一人でやったの?」 シンジ「……?」, アスカ「前の私も優秀だったんでしょ? アンタ如きに容易く出し抜かれる?」 シンジ「それは……」 アスカ「きっと無理ね。私が私であるなら」 アスカ「そもそも、そんな大仕事を、たった数秒だけ行動を早めただけで、全部自分一人で行えるとは思えない」 アスカ「だから、その……すごく不本意なんだけど」 彼女は溜息一つ置いて、言う。 アスカ「私が、優しくしたり、構ったりするのは……前の世界の私が願ったことなんじゃないの?」 シンジ「……!」, シンジ「……都合が良過ぎるよ」 アスカ「でも、私はそっちの方が納得いくわ。私は私。他の誰にも指図されない」 シンジ「……」 アスカ「きっと、アンタがそれを否定するのは、他人が自分を認めるわけないって思っているから……自分を認められないから」 シンジ「……うん」 アスカ「でも、私は私を信じて、アンタを認めている。自分が思うように生きている」 シンジ「……」 アスカ「自分を認められないなら、アンタを認める私を認めなさい」 シンジ「……!」, 僕は、赤い海の世界を思いだす。 歩き続けた二日間。 会話は殆どなかった。 必要最低限以外では顔を見合わせることもない。 アスカの背中を追っていく僕。 それが、すごく怖かった。 それが、すごく恐ろしかった。 ……でも、同時に。 つかず離れずの距離にある背中を見て。 酷く、安心したのだ。 シンジ「僕は」 アスカ「……」 シンジ「僕は……アスカのことを、受け入れても良いの……?」, アスカ「聞かないで」 シンジ「……!」 アスカ「自分で考えて、自分で判断して」 シンジ「……」 彼女の首筋へ手を伸ばす。 今度は、力は加えない。 なぞるようにして、その手を上へ。 頬を優しく撫でる。 シンジ「温かい」 アスカ「知らなかった? ヒトって温かいのよ」 シンジ「……」, 堰を切るように、涙があふれ出す。 地面に出来あがるまだら模様。 嗚咽を漏らす僕。 彼女はそれを見て、優しく。 アスカ「気持ち悪い」 そう、言った。, 次の日、僕は隣町の中学校の校門に立っていた。 シンジ「あっ」 カヲル「……!」 シンジ「渚君」 カヲル「碇、シンジ君」 シンジ「君を待ってたんだ」 カヲル「……場所を変えよう。ここは少し目立つ」 シンジ「うん」, 人気のない場所まで移ると、彼が言う。 カヲル「聞いたよ、不良たちをこらしめたんだって?」 シンジ「こらしめたっていうか……まぁ、その……そうなるのかな?」 カヲル「キミのことを化物扱いしていたよ。そんな力があったなんて知らなかった」 シンジ「大げさだと思うけど」 カヲル「……次は僕ってことだろ?」 シンジ「えっ?」 カヲル「分かってるさ。これまで酷いことをしてきたんだ。……報復を受ける覚悟くらいは出来ている」 彼は手を広げ、目を瞑り、無抵抗をアピールした。.

レ イ「ええ。これは私の願望。人間が、大きくなりますように、って」 崩れ落ちるように座り込む。 シンジ「あー…」 シンジ(……うん) 不良たちによる、理不尽な暴力と搾取。 アスカ「あ」 アスカの「気持ち悪い」というセリフに繋がります。 まずはアスカの「覚醒」に深く関わるアスカの生い立ちです。 アスカの母親もエヴァンゲリオンのパイロットでしたが、 実験中に事故が起こり、後遺症で精神を病みます。 シンジ(……) リツコ「結局、結婚しちゃったのね……」, 512 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 20:12:50.87 HJZ/HYunP 170/178

前の世界。, サードインパクト。

シンジ「綾波さんも、前よりずっと、雰囲気が柔らかくなったよ」, 186 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 00:25:06.98 7+rMShhJP 82/178

アスカ「それがなんだって言うのよ」 アスカ「アタシだって」

祖母「おや、シンジじゃないか。いつ帰ったんだい?」, 27 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/17 21:08:01.27 0OjB7yPpP 16/178 綾波「私のお父さんとお母さん?」, シンジ「そっか」

シンジ「どうして……」, アスカ「アンタには山ほど聞きたいことがあるの、こんなやつらに構ってる時間はないわ」

シンジ(だから、僕を許して下さい), 225 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 01:02:46.49 7+rMShhJP 98/178 カヲル「……断る」, 457 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 19:16:11.20 HJZ/HYunP 151/178

シンジ(え?)

少し冷たいその風は、秋の訪れを予感させる。, 94 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/17 22:52:36.04 0OjB7yPpP 52/178

シンジ「え?」, 取り巻きB「ていうか、俺たちだって、アスカ様に男を近づけるなんて、本当は嫌なんだぜ?」, 138 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/17 23:42:42.13 0OjB7yPpP 64/178 シンジ「まああれはあれである意味『笑える』綾波ではあるよね、ははっ」 帰宅の挨拶を済ませる。 シンジ「あー微妙にニュアンスが違っちゃったかー」 しかし、その瞳は虚空を見つめていた。 三人の会話を聞いて、僕は思う。

シンジ「僕にだって、ヒトがなにかなんて分からない」, 461 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 19:25:08.68 HJZ/HYunP 154/178 それどころか。 あの赤い海のように。 シンジ「うわぁーい」, 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 19:46:20.67 ID:cd4XToJA0, アスカ「で、これがアンタの望んだ世界って訳?」 このまま寝てしまいたいほどに。, 373 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 16:47:36.67 HJZ/HYunP 114/178 並んで歩く。 シンジ(それは……) シンジ「カヲルくんだね、僕にものすごいたかってきてるもの。あはは、くすぐったいよカヲルくん」 シンジ「この白さから察して雌は綾波だね」

シンジ「えっ」 アスカ「……」, 231 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 01:06:31.18 7+rMShhJP 99/178

誰でも失敗はする。だから諦めるな……そんなことは言わない。, 取り返しのつかない失敗はある。 だって、僕は生きている。 アスカ「あ、もう一体デカいファーストが」 シンジ「ごめんなさい……ごめんなさい」, アスカ「……」 改めて、僕は彼のことを思い浮かべる。 彼女は、台所にいた。

シンジ「イエッサ」, 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 20:00:09.71 ID:cd4XToJA0, アスカ「なによこれ…」 『ねぇ、アスカ』

唯一の同居人である、祖母の所在を確かめるため、家の中を彷徨う。 アスカ「気ッ色悪ぅ…」, 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 19:45:30.74 ID:cd4XToJA0, シンジ「凄いよ、あれなんてかち割れた頭部がこっち見てる」

関わったから、じゃない。 女王の命令を受けた従者のようだった。

彼女が拳を振るう。 シンジ(覚えている……?), シンジ(だって、たしかに) 歩き続けた二日間。, 440 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 18:57:34.81 HJZ/HYunP 144/178

もう一度、僕に気付いた彼女が尋ねる。 ここで、いつも通りじゃないことが起きる。 アスカ「ハァ?」

それだけは僕にも分かっているはずだ。 アスカ「いやアンタの選択肢はどっちも間違ってるわよそれ」

アスカ「もう一回ひとりでインパクト起こせそうなレベルね、あの顔は」

彼女は僕の顔をジロジロと見つめる。

そのまま話せばいい。 2016/10/18 不良たちが目を丸くした後、せせら笑う。 シンジ「どっちかというと僕はミニアヤナミヒトモドキみたいなほうが良かったよ」 シンジ「……惣流さん、先に帰ってて」, 214 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 00:51:19.16 7+rMShhJP 95/178

アスカ「赤い海」 不良の蹴りが、腹部を貫く。 シンジ「今からご飯、作るからね」, 祖母「……」

シンジ「あはは、カヲルくんは器用だね、すごい足技だ、ははは」 綾波「碇君」

シンジ「日誌は、もう書き終わってる?」, シンジ「残りは僕が書くよ。綾波さんはサインだけ書いて、帰っていいよ」 でも、今回だけは僕も力を貸す。, 257 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 01:29:16.87 7+rMShhJP 109/178 アスカ「半笑いの顔面が文字通り半分になってるからクォータースマイルね」 健康にも気を使っているのか、あるいは彼女の嗜好なのか、野菜が多い。, 484 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 19:51:43.02 HJZ/HYunP 162/178

シンジ「でもその他にも色んな願望が混じってるみたいだよ」 やってみなよ。

シンジ「だってほら、海」 切符を買い、改札を抜ける。 アスカ「まるで新たな海洋生物みたいな物言いね」

一人、思う。 アスカ「でもこれで安心ね」

シンジ(僕は話した方がいいの?)

シンジ(でも) 綾波「私も残るわ」, 57 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/17 21:55:06.91 0OjB7yPpP 35/178 シゲル「あ゛ー、疲れた……」, 515 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 20:14:42.94 HJZ/HYunP 171/178

展開した不可視の光の壁。 シンジ「……ありがとう」

アスカ「あーでもあれは?あのあれ」

―――とある一室に、彼はいた。

彼女が、アスカと違うように、僕らもどこかが違っている。 シンジ「きっと信じてもらえない」, 398 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 17:45:23.71 HJZ/HYunP 126/178 また黙りこくってしまった。 人気のない場所まで移ると、彼が言う。

アスカ「アンタ知ってたの?」 最初に出した答え。 カヲル「ああ、そうだよ。僕はなにも知らない」, シンジ「……」 綾波「それじゃ、碇君」, 64 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/17 22:08:26.31 0OjB7yPpP 40/178

シンジ「あはは、リアルおしべとめしべだ」 シンジ(きっと、誰もが幸せでいるこの世界), 95 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/17 22:56:10.13 0OjB7yPpP 53/178 彼女の手は、なにもない空間を通過していくだけのようだ。 ―――公園のベンチに、彼らはいた。

ここから先は、僕一人で行くべきだと思う。

それは、なんだか。

シンジ(……), 255 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 01:27:34.88 7+rMShhJP 108/178 カヲル「すみません。シンジくんは御在宅でしょうか」, 522 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 20:21:06.47 HJZ/HYunP 174/178 レ イ「えへへ」

僕は彼女に全てを語る。

アスカ「途中から林というか木々が蠢いてるのには気付いてたけど…なんなのよコレぇ…」

シンジ「綾波、笑えたんだ…」 今は、なによりも疲労が強かった。 取り巻きA「いやぁー、いいじゃないですか、一緒にお弁当くらい」, 48 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/17 21:38:27.38 0OjB7yPpP 29/178 シンジ「―――まさか」

アスカ「なにを言ってるの……?」

失敗を帳消しにすることはできない。 アスカ「悪かったって」, 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/22(土) 20:20:26.54 ID:cd4XToJA0, シンジ「ところで綾波」 アスカ「ウソ言わないで」, 50 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/17 21:43:44.85 0OjB7yPpP 31/178

不良の体は上空へと吹き飛び、落下。気絶した。 シンジ「特に思い付かなかったんだよね」 アスカ「ふーん、そう」, シンジ「……」

……。 カヲル「ここまでやられて、反撃しないのかよ」 シンジ「おばあちゃん」, シンジ「ほんとに? なにがあったの?」 アスカ「そうなの?」 シンジ「僕は最近、楽しそうかな」, 197 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/18 00:32:36.90 7+rMShhJP 86/178

―――ショッピングモールに彼と彼女はいた。 祖母「……おお、シンジ。シンジじゃないか」, 26 : 以下、名無しにかわりましてVIP… – 2012/12/17 21:05:47.06 0OjB7yPpP 15/178

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