ボランティアとして半年、正式なスタッフとして半年、リーダーとして半年、約一年半キャンパスジョブとして働いてきたWelcome Teamを引退しました。
今回は引退した今の素直な気持ちをさらけ出していきたいと思います。
最後は呆気なかったけど最後までやりきったぁ!!!
これが今一番素直に思える感情です。
歴代のリーダー、スタッフたちを華やかに送り出してきた自分からすると正直、最後の最後はあっけなく、寂しい形で去ることになりました。
Welcome Teamとは?
International Students Programの一環として毎学期、留学生の新入生のオリエンテーションを企画、運営する団体で約10人のOfficial Staff (Paid job) とVolunteersで構成されているオンキャンパスジョブです。
Official Staffには各一人づつLeaderと Assistant (週$110)そしてStaff(週$44)で成り立ちます。
一代前のリーダーAくんに誘われてモーくんがVolunteerとしてWelcome Teamに参加し始めたのは現在のカレッジに入学した直後の2015年夏からでした。
入った当初はStaffもVolunteerもみんなチーム一つという感じで仲良くいつもオフィスでワイワイしていました。自分もこのチームの一員になりたい!とStaffになる決意をしました。それから約半年後、念願のOfficial Staffとして採用(当時は応募が少数だったため推薦にて。)
たった$36程度でしたが初めてU.S $でCheckを受け取った時の感動は今でも覚えています。それから古株たちは卒業し自分の代にチームを率いる役目が回って来ました。無意識に将来自分がこのチームを率いていくという自覚が芽生えていました。Leaderが卒業するとAssistantが自動的に昇進するので、Assistantのポジションに応募。同期との一騎打ちになりましたが、面接とプレゼンテーションでポジションを勝ち取り憧れのLeaderに一歩近づくことができました。この頃から責任とプレッシャーを感じるようになり、入った当初のような無邪気な楽しさはもうありませんでした。
そしてとうとうAくんが辞任を発表。自動的にモーくんがLeaderとしてチームを率いることになりました。やはり責任と重圧は比べものにならないものがあり、大変な時もありました。一年かかっても終わらなかった新しいT-Shirtsのプロジェクトを就任一週間で発注し、二年間滞納していたプロジェクトも終わらせました。
全て順調に行っていると確信していました。しかしISP内で学生たちによる内紛(二〇一七 学徒出陣)が勃発。この一件から歯車が狂い始めました。内紛は各コミュニティに飛び火し巻き込まれる形でチームは赤、青で真っ二つに別れてしまいました。
モーくんはこの件に関して全く持って無知だったので、内紛が勃発してからでは遅すぎました。チームの回復はもはや不可能でした。
そして現在のWelcome Teamはボスの電撃辞任から端を発し相次ぐSTAFFの離脱、ボランティアも急激に減少、昔あったようなチームとしての一体感は残念ながらもうありません。
これも夏の風物詩、卒業とバケーションをとる学生たちでキャンパスは空っぽになり、また秋から全てが新しく始まるのです。
モーくんの1代前のリーダーAくんは、最後の学期を迎える前に辞任する決断をしました。少しショッキングだったのを覚えています。
自分にとっては経済的に援助されるという点で最後まで居座る形となりましたが、引き際も大事な決断なのかなと考えさせられます。その点、Aくんの引き際は完璧でした。まだボスも現役で古株も同期もいてその中での辞任ということで華やかに祝われて去って行きました。
もちろん最後の引退時に華やかに送り出されることが目的で仕事をやっている訳ではありません。そこは重々承知の上ですが、正直、ここまでとは予想していなくて残念としか言いようがない幕切れになってしまいました。
卒業で同期や古株Staffを失い、新しく生まれ変わったチームのために自分ができることを100%、最後までやって来たつもりでしたが、そこが最後まで上手く伝わっていなかったのかもしれません。
その点は自分なりに反省して改善していこうと思います。
しかし7学期のオリエンテーションで世界中の様々な国から来た新入生述べ500人をHelpしてきて、コミュニケーションを取ることで学んだことはもちろん、英語でのパブリックスピーキング、リーダーシップスキルなどなど本当に変わらないのは自分がその瞬間、瞬間を肌で感じたこと、失敗したこと、学んだことだと思います。
このWelcome Teamでした経験や失敗はかけがえのないもので、間違いなく今後のキャリアに生きてくるでしょう。
今は本当にボス、Staff、関係者そして新入生とみんなに感謝の気持ちしかありません。
Welcome Teamが今後より良いチームになっていくことを心より願っています。
モーくん。
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