あの京都一乗寺ラーメン街道の老舗「天天有」がシアトルにやってきた🍥
関西屈指のラーメン激戦区「一乗寺」、その顔とも呼ばれている「天天有」がワシントン一号店ということで7月28日、シアトルキャピタルヒルにグランドオープン!
ということで開店日に早速、本店経験者のモーくんがドヤ顔でグルメレポしてきました🍜
京都での下宿経験がある大学生の諸君で「一乗寺」というワードにピンとこない者はいないでしょう。もちろん京都で三年間のバカ大学生活を送ってきたモーくんにとっても「一乗寺」という場所には特別な思い入れがあるのです。
ー真夜中に盗んだバイク中古で買った原チャで走り出すー 詩:モーくん 一人暮らし、寮、新歓、カラオケALL、ボウリング投げ放、たこパ、呑み、ピッ席、サークル、リア充… そして華々(バカバカ)しい大学生活を語る上で「ラーメン」は絶対に欠かせない。 退屈な日々から逃れるように夜の街を飛び出せば一乗寺。 お腹を空かせた俺たちにとって並んで食べるあのラーメンは、至福の時間だったんだ。 「腹減らん?一乗寺?」 俺たちの会話は決まってこうだった。
…
えー、ということでいかに「ラーメン」そして「一乗寺」がモーくんの日本での学生生活を語る上で大事であったか理解してもらえましたでしょうか?笑(一部お見苦しいワードがあり大変申し訳ございません…)
モーくんはよく友達とラーメンくらべをしに一乗寺に繰り出していました。ちなみにあの「天下一品」の本店も一乗寺です。
夢を語れ、びし屋、極鶏、高安、豚人などなどいつ行っても行列ができる汚ねえwラーメン屋がひしめく一乗寺で近年のラーメンブームが起きる遥か昔1971年創業の老舗「天天有」は顔の中の顔の中のさらにファンデーションを塗りたくったお顔のような存在。
野菜と鶏ガラを18時間煮込んだ白湯スープと中細ストレート麺の相性は抜群です。
この外観からわかってもらえると思いますが、きたねえ!w
きたねえラーメン屋ってだいたいうまいですからねw
さて前置きが長くなって本当にご迷惑おかけしました。
そんなモーくんが愛する「一乗寺」ラーメンの本堂「天天有」ワシントン州一号店グルメレポ行ってみよう!
今回のモーくんの注目ポイントは「どれだけ本家の味を再現できているか」です。
まずは場所!シアトルのおしゃれな繁華街キャピタルヒルの一角にあります。
外観:
ん?汚くない…むしろなんだこのおしゃれなレンガ造りは!w
From Kyoto, Japanの文字が嬉しい。
内観:
中は広々。厨房は忙しそうです。
開店日ということもあって20分ほど並びました。最低40分は待つ一乗寺の本店に比べればなんてことはありません。その際の接客対応が待っている客に水を持ってきたり素晴らしいホスピタリティ精神でした。
メニューはシンプル。
天天有オリジナル、チャーシュー、鳥つくね、マッシュルームの4種類。モーくんはチャーシュー、Ziちゃんはオリジナルを注文。
黒ガーリック油$1そしてRich Tatse$1と味の追加でこってり度を上げることが可能です。モーくんはもちろんこってりを期待しているので二つ投下。
Pork Fried RIceやMentai Fried Rice などサイドメニューはなかなか充実していました。それらを差し置いて唐揚げを注文。
どーん。
おお!このテカリは!まさに京都のこってりラーメン!
きになるお味は!?
正直、本家のあの濃厚なこってりさを完璧に実現できてはいません。でも天天有の醍醐味であるコラーゲンたっぷりの鶏ガラ白湯スープは十分堪能できました。
本家の味ではないとはいえシアトルで今一番こってりしているラーメンではないでしょうか。
Ziちゃんが注文したオリジナル。
気になるのは果たしてアメリカ人がこれを好きかどうか。ブラックペッパーなどでおしゃれにはしてあるものの、こってりしてなんぼの京都ラーメンがどれだけ通用するのかも楽しみですね。
試しに注文した唐揚げはジューシーで意外と良かったです。
まだ開店して間も無くバタバタしていますが、ホール、キッチンとみんな必死になって京都ラーメンをここシアトルに届けるという熱意は伝わってきました。
京都の本店に思い入れがあるだけに頑張ってもらいたい!なんかバカやってたあの頃を思い出しました。
シアトルのラーメン専門店「輝月」「山頭火」「ラーメン吉」「嵐」の勢力図もどうなっていくのか注目です。
ラーメン好きはもちろん、濃い味、こってりしたラーメンが好きな人はぜひオススメのラーメン屋です!
モーくん。
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