アメリカの不動産でインターシップしてみた件

先日8ヶ月間やってきたインターンシップが終了しました!モーくん ニヤ

インターン先はアメリカの不動産会社「CIty Closers Real Estate」

今回はその8ヶ月間で感じたアメリカと日本での働き方の違いや自分が実際に行ってきた業務内容などを振り返ってシェアハピして行きたいと思います☆

City Closers Real Estateの紹介

City Closers Real EstateとはSeattleダウンタウンのWestern Avenueにオフィスを構える2010年創立のResidential, Commercial, Property Managementを行う不動産Brokageです。理念は「We liesten, We solve, We close」

インターンシップとは

まずアメリカで行うインターンシップは無給と有給がありますが、学生(F1VISA)の場合ほとんどが無給のインターンシップになるかと思います。Benefitとしては、一番は自分のキャリアでのかけがえのない経験になることで、あとはCertifiacateやRecomenndation Letter(推薦状)をもらえたりResumeに書ける(つまりUniversity transferや就職に有利)ことです。

まずどうやってアプライしたのか?

アメリカでのインターンシップの応募には二種類あると思います。

①学校のプログラムの一環として学校を通しての応募と②自分で見つけて応募する方法です。

①学校のプログラムの一環として学校を通しての応募

<メリット>

  1. 比較的簡単に応募ができる
  2. 学校のアドバイザーがサポートしてくれる
  3. コミットした時間によって単位が認められる
  4. Official Transcriptに載る
  5. 学業を優先する保証がされている
  6. 超過労働などがないため安心

<デメリット>

  1. 学校と提携する企業のみ
  2. 時間によってお金がかかる(単位として換算されるため)
  3. 規則にうるさい
  4. 学校に労働時間申告や書類提出が必要

②自分で見つけて応募

<メリット>

  1. 自由に好きな企業に応募できる
  2. 自分次第で何とでもなる

<デメリット>

  1. 難易度が高い
  2. 学業を優先できる保証はない

ということでモーくんは①を使いました。

モーくんが通うHighline CollegeにはISP(International Student Program)という留学生用のオフィスがあり、そこの掲示板に企業からの応募要項が掲載された紙がワァーっと貼ってあります。そこの中からISPのアドバイザーと話し合いながら自分がコミットしたい企業(業務)を選び、ResumeとCover Letterをメールで送って応募完了!

採用までのプロセス

モーくんの場合は、応募してから電話面接→対面面接→採用という流れでした。

電話面接ではめちゃくちゃ緊張したのを覚えています。電話越しの英語ほど怖いものはないでしょうw電話面接では30分ほどみっちりResumeでやってきたことへの質問や何がしたいのか、なぜこの企業を選んだのかなどを聞かれました。そこで対面面接のスケジュールをして終了。終わった頃には手もIPhoneも汗だくでまさにつゆDって感じでしたXD

第二ステップ対面面接では、直接ダウンタウンのオフィスに行ってそこで面接ということだったのですが、到着するや否や世間話から始まりもうどれくらいの頻度で来れるのかなどを聞かれ「えっ?これ俺もう採用されたの?」みたいな感じでした。笑 オフィスもシアトルダウンタウンのWestern Avenueという最高の場所にあって中のインテリアも最高にセンス良くてさすが不動産だなあと感動しこれからここで働けることにワクワクしたのを覚えています。

スケジュール

応募したのが10月ごろで11月から早速モーくんのインターンシップ生活が始まりました。企業側としては週10時間以上して欲しいところだったのですが、僕も授業が忙しかったので3時間×週3回=週9時間というスケジュールになりました。何てたって学生の分際、授業は毎日あるし授業終わってから即ダウンタウンに向かっても3時、オフォスクローズが6時なのでそこは本当に時間の闘いでした。

通勤もいかに少ない時間で安くダウンタウンに行って帰ってくることができるかというのを日々研究してましたね。笑

最初の頃はLink(電車)+バスを使っていたのですが、これがまあ時間のかかること、片道1時間半はかかってしまいました。次に試したのは車+バス。車で最寄りのトランジットセンターまで行きそこから直通のバス。しかしこれも時間がかかる(バスの遅さはうさぎもびっくり)何より冬だったのでまあ寒い。寒さに負けた感はありました。

そして最終的に車一本という最終結論に出ましたwそりゃ車で行けるなら最高なんですけど、デメリットとしては渋滞、ダウンタウンでの路上駐車(スペースない+高い)そこでインターン先のブローカーから教えてもらった秘技「同じ駐車券を使いまわす」という暴挙に出ましたw 結局$45くらい浮かして最後には警察に見つかり罰金が$45くらいだったのでちゃらですねw駐車券はしっかり買いましょう。

業務内容

さてモーくんがついたポジションはOffice Work。アメリカではブローカーの資格を持っていないと不動産関係に従事するのは難しい(ここはかなり厳しい)ので業務内容としては主に事務でした。

  • コピー、スキャン
  • E-FAX(オンライン)
  • 銀行の預け入れ
  • チェックの発行
  • カードや物品の郵送、受け取り
  • 電話応対
  • Broker情報の管理(オンライン)
  • 不動産物件の書類管理(オンライン)
  • Broker間の契約書のサインをセットアップ(オンライン)
  • 必要なリストやドキュメントの作成
  • 会議に必要なHand Outを準備
  • Team Building eventの企画、準備
  • ラベルの作成
  • ライセンス、労働法ポスターの掲載
  • 必要な労働法ポスターの発注
  • 会計士採用にあたり情報集め
  • Facebook Pageを使ったマーケティング
  • Broker向けのTraining Videoの編集、アップロード
  • Open HouseでのBrokerのサポート
  • インターン向けマニュアルの作成

ざっと思いつくのはこれくらいです。最初は緊張もしたし右も左も分からず、質問ばっかりしていました。でも半年終わったあたりくらいから慣れてきて、仕事もどんどんこなせるようになったのでそこからは楽しかったです。一番怖かったのはやっぱり電話対応。もちろん英語なので恐怖でしかなかったけど、思いきれば慣れるものです。

ファイナルプロジェクトとして従事したインターン向けマニュアルは8ヶ月間の全てのTaskの集大成でした。簡単にいうと、どのTaskをどうやってこなすかという指針が全て書いてある(写真付き)マニュアルで、本当にこれが僕が入った時にあったらどれだけ楽だったことか!w 次インターンやる人は本当にラッキーですよこれマジで。笑

感じたこと

主な業務内容は事務でしたが、まず純粋なアメリカ企業で全て英語で働くということを体験できたことが一番大きかったかなと思います。(ISPでも働いていますが使う英語のレベルが全く違うw)

そしてもう一つは間違いないく出会いですね。社長のKelsey, マネージャのJustin、アシスタントのMeganそして40人のBrokerという素晴らしい人たちと出会うことができました。特に3人とはOfficeでもほぼ一緒に仕事をして、いつも優しくフレンドリーに声をかけてきてくれ、こんなに働きやすい環境は今まで初めてでした。日本でもバイトは寿司屋やらドラッグストアやら工場やらやってきましたが、毎日怒られていた自分がこの8ヶ月間で怒られることは一回としてありませんでした。それは無給のインターンということもあるかもしれませんが、日本とアメリカで働く上で感じた一番大きな違いかなと思います。上下関係はポジションとしてはあるけど、誰もが対等で何か意見があれば心置き無く言えるし、素の自分でいることができる気がしました。

また社長のKelseyの性格なのでしょう。本当にCo-wokerに対しての感謝を決して忘れないところが、この会社の僕の好きなところです。みんな疲れてるでしょ?と笑顔で50万もするマッサージチェアをいきなり買ってきてOfficeに置いたり、Brokerたちの誕生日は決して逃すことなくバースデーカードを送ったり、毎週金曜日にEducational Meetingを開いてBrokerの能力を高めるセミナーを開催したり、Team Buildingのイベントを開催したり、1対1でメンターシップをしたり、常にCo-wokerへの気配りを忘れない彼女のパッションとプロフェッショナリズムが、2010年に創立してからこの会社がたった7 年で$200,000,000以上の物件の契約成立を生み出している理由でしょう。

僕もインターンですが、何回もご飯に連れて行ってもらったり、バースデーカードを頂いたり、卒業おめでとうと言ってもらったり、最後には僕への感謝を込めてSUSHIレストランでFarewell Partyまで開催してもらって本当に嬉しかったです。Kelsey, Justin, Meganからのメッセージカードとギフトまでいただきました。

最後Officeを後にするときに、Justinとハグそして涙腺ダムが決壊、目から大量の水が湧いてきてしまいましたw

こう言ったアメリカで働く経験させてもらえるだけでも、ありがたいことと思って、インターンをやること自体にお金を出し、授業も忙しい中、雨の日も雪の日も晴れの日も絶対自分にとって+になると通い続けて8ヶ月。今言えることは本当に挑戦して良かったということ。

Kelse, Justin, MeganそしてBrokerたち本当にありがとう!

【絶賛インターン募集中!】

ちなみにCity Closersでは僕の後釜を探しているそうなので、もしこのインターンに興味があるよって人いたら気軽にモーくんまで連絡ください!

引っ越し、旧友との、卒業式、インターン終了、6月はたくさん泣いてしまいました。

でも全部嬉し涙だからOK。

失った水分補給して、この夏を最高にしていこう!

モーくん。

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この記事を書いた人

当ブログを運営しているモーくん(27)です!
大学4年で一年停学し、22歳でアメリカへ留学。後に大学を中退し、アメリカの大学で一年生からやりおなし、26歳でようやく卒業。
現在はロサンゼルスの日系企業でOPTとして働いてます。
趣味は旅。アメリカ一周走破・世界10カ国制覇。

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