今回の「Movie Night-ムービーナイト!-」はディズニーアニメでも絶大な人気を誇るあの名作、あのハリーポッターのハーマイオニー役エマワトソンが主演と言うこともあり日本でも期待が高まっている(に違いないw)「美女と野獣」実写版のレビューです!
ちなみに「美女と野獣」英語では”Beauty and the Beast”と言います。
ベル役のエマワトソンはLALALANDのオファーを蹴って今作の撮影を強行しましたが、果たしてどんな映画になったのでしょうか?
みなさんこんにちはこんばんわおはようございます。新学期が始まり春ウキウキなモーくんです。
実写版ってどうしてもオリジナルと比較されがちですよね。いやもちろん、比較しますよ。w だってそれ単体ではありえないですからね。オリジナルあっての実写版。と言うことでアニメ版「美女と野獣」(特に歌)が大好きなモーくんにとって今回の実写化しかもエマワトソンということで見ないわけには行かない作品でした。ということでアメリカ公開日3/17に2Dにて鑑賞して来ました!
結論から言うと!日本で期待している方本当にすいません。
オリジナル版が好きな自分的にはただただ残念な作品になってしまいました。
そもそも実写化にする必要があったのか?
根本的な問題点は映画が始まってからすぐに気付きました。
あれ?この作品って人間以外のキャラクターがほとんど(というよりベル以外)「物」じゃね?笑 ほとんどのサブキャラが人間ではなく物なので実写化した意味があんまりないんですよね。物ならアニメの方が確実に自由度は高いわけですし。野獣も人間の顔が真ん中についてるように見えてアニメ版の可愛さは全くなくむしろ気持ち悪いw 個人的にこの映画が実写化されるにあたって期待していたアニメ版でのカメラワーク(特にダンスシーン)も全くもって反映されていませんでした。
オリジナルに敬意を払いつつ、新しいことをやろうとしているそういう努力は伝わって来ました。例えば詳しくは書きませんが、アニメ版にはなかった新しいシーンを追加したことによってベルの育って来た環境がより詳しく分かったりだとか。
楽曲に関しても多少頑張ってアニメ版にはない新しい曲を作って挿入していますが、まぁ印象が薄い!一曲も印象に残る新しい曲は残念ながらありませんでした。アニメ版との比較になりますが、流れるように動くスムーズな歌シーンも実写でヌルヌルしてぎこちなくなってしまっています。ガストンのシーンも多すぎてまぁ退屈。
唯一実写化して良かった点は最後のシーンで物たちが人間に戻る瞬間、アニメ版よりもより現実味がありました。ああやっと人間に戻れて良かったね!っていう。
実はこの映画、公開前から様々なトラブルにも見舞われました。と言うか自分たちでトラブル招いてた?これもモーくんが個人的にこの作品に対して好印象を持てない理由の一つです。
実はこの実写版LGBT(ゲイ)を描いたシーンがシンガポールで上映禁止となってしまい上映が延期されると言う前代未聞の騒動がありました。
え?そもそもオリジナル版でゲイのシーンなんてあったけ?
ありません。
実写版を見終えた後でもモーくんはどれがそのシーンだったのかわからないくらい目立ったLGBTのシーンではなかったのでひたすら?でしたが、今作ではガストンの子分がガストンに恋心を抱いている設定のようです。確かに言われてみれば!でもそこまで表立って騒ぐようなシーンではありませんでした。
ここも個人的な推察ですが黒人のLGBTを題材にした「ムーンライト」がアカデミー賞作品賞を受賞したことにより世界的にLGBTに権利を求める声が挙がる中での今回の実写版「美女と野獣」のガストンの子分がゲイであると言うこのいかにも後から足したような設定。うーんw LGBTの権利に関しては全くもって異論はないのですが、ちょっとディズニーそれはズルくない?と言うかいやらしいなと感じがしました。トレンドに上手く乗っかったと言うか。LGBTをダシにしている感じで個人的には好印象を持てませんでした。(考えすぎ?w)
もう一つ。これは日本ではあまり報じられていないかもしれませんが、公開日前日に今回ベル役のエマワトソンの私的な画像が流出したことが騒ぎになりました。一緒にいたスタイリストとの画像流出。ヌードではないと言うことでしたが、公開日前日ですよ?どう考えても話題作り狙ってませんか?
と言うことで全体的には実写化のメリットよりデメリットが多く出てしまいアニメ版があるからこそ成立した映画で、単体では見る価値もないかなと。雪の中でドレス一枚は寒くない?w詰めが甘い。先ほど挙げた外的要因もネガティブなイメージを増加させてしまった。エマワトソンもそりゃ可愛いけどベルってイメージじゃあないんだよなぁ。少し前ならレイチェルマクアダムズとか適役だったに違いない(いや今でもまだ間に合う!ぜひ見たい!レイチェルのベル笑)
でもLALALANDもエマストーンではなくてエマワトソンだったら確実にこけてだだろうな…まずライアン・ゴズリングとエマワトソンはちょっと年齢差ありすぎて違和感しかないw
最近流行りみたいですがなんでも実写化してオリジナル版に泥を塗るのは本当にどうにかなりませんかね。
売れた映画を実写化するのではなく、売れる映画を作る方が大事ではないでしょうか?
切実にそのうち「君の名は」実写版とかありそうで怖いw
色々書きましたが日本では4/21公開です。映画館に行くなら覚悟を決めてから、期待値を下げて行ってください。笑
愚痴ばかりになってしまいましたが、これが自分の素直な批評です。
みなさんのコメントもお待ちしております!お付き合いいただきありがとうございます!
モーくん。
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